「コンビニ=不健康」は昔の話!コンビニダイエットのすすめ
様変わりした「ダイエット」と「コンビニ」の関係
肥満やダイエットでお悩みの人へ、体重が増えたきっかけを尋ねると、「近所にコンビニが出来てから太った」とか、「引っ越してコンビニばかり利用するようになって太った」と回答されるケースが、以前はとても多かったように思います。
確かに少し前までは、コンビニ依存型の人の食生活は見事に破綻していて、「コンビニ通い」が肥満になる大きな要因の一つとなっていました。
ところが最近、そんな過去のデータと反対に、コンビニを上手に活用して健康的に痩せている人が、実はどんどん増えてきているのです。
今回は、そんなコンビニとダイエットの関わりについて解説していきます。
コンビニが太る原因とされていた理由
原因その①:食事の量と質による影響
以前から、外食や中食(惣菜や弁当などを買って帰り家で食べること)が多い人は、自炊の人と比べ太りやすいと言われ続けてきました。
確かに自炊の場合、少し手間はかかりますが、食材選びから分量、味つけ、油の量などをすべて自分で決めることが出来ます。
それに対し外食や中食の場合、手軽で便利な反面、ボリュームや味付けを自分の身体に合わせて調節できないという大きなデメリットがあるので、長期に利用を続けると、体重の増加や生活習慣病にかかるリスクが高くなってしまいます。
原因その②:精神的な依存
しかし、コンビニ通いが肥満の原因とされてきた理由は、食事の質や量の違いだけではありません。
ストレスや疲労たっぷりで帰宅する夜の時間に、煌々と明かりがついて、いろいろな商品が陳列するコンビニはとても魅力的に映ります。
ウインドウショッピングをするだけでもストレス解消になるので、用が無くても立ち寄る習慣がついてしまいます。
そして、次々に発売される新作スイーツやアイスなどをいつでも買う事ができ、おまけにお金を払うというストレス発散までがワンセットで行われる場所なのです。
特に買いたいものは無いのにコンビニに寄って、つい買い物をして帰るという人は、決して少なくありません。
こういった精神的な依存による行動の習慣化が、肥満を招く大きな要因でもあるのです。
コンビニ商品「昔と今」の比較
コンビニでは様々な商品が販売されていますが、ここではダイエットに関連する食品や飲料について、以前とどのように変わってきたのかを比較します。
・お弁当
昔)売れ筋商品は、揚げ物や丼ものが多く、種類が少なかった。
ボリューム感のあるものが人気で、のり弁や幕の内弁当ですら高カロリーだった。
長時間保存がきくように、味つけが濃い目で、油を使っている食べ物が多かった。
今)低カロリーなものや、品目が多くバランス重視のお弁当が増えた。
以前と比べて薄味のおかずが増えた。
ボリュームの小さい商品も選べるようになり、選択の幅が広がった。
・お惣菜
昔)品数が少なく、一つの商品あたりの量が多く、単価が高かった。
今)惣菜の種類がかなり増えた。
少ない量の食べきりサイズで、組み合わせて多品目が摂れるような商品が多く販売されている。
小分けにすることで単価が下がったため、購入しやすくなった。
以前には無かったような、焼き魚や刺身なども手軽に購入できるようになった。
・生野菜
昔)水分がとんでパサパサの野菜サラダが多く、美味しいと思える商品が少なかった。
今)サラダの品数は豊富で、袋入りのカット野菜もみずみずしく美味しいものが増えた。
店舗によっては丸のままの生鮮野菜まで販売するところも増えてきている。
・汁物
昔)即席かフリーズドライの味噌汁、季節限定のおでんなどが中心だった。
今)インスタント汁物だけでなく、真空パックの味噌汁、調理済みの鍋物やスープなど、汁物のラインナップがかなり豊富になった。
・飲料
昔)缶ジュースか2リットルペットボトルの清涼飲料水が主力商品で、水やお茶の種類も少なかった。
今)水やお茶の種類がかなり豊富になり、サイズも350mlや500mlの商品が増えてきた。
選択次第で、あなたの未来が変わる
最近のコンビニで販売されている商品は、しっかりとカロリー表示がなされ、健康の為に味の濃さや油の量を調節した総菜や、ヘルシーなお弁当などが、以前と比べてかなり多く揃えられています。
健康を第一に考え、バランスよく飽きずに食べられ、自身の身体に合わせた食事パターンが構築出来れば、コンビニはきっとあなたのダイエットの強力な味方になってくれるはずです。
不必要な菓子類や飲料などの購入を避け、未来の自分自身の為に、より良い選択を心がけるようにしましょう。
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